タグ: wifi

1

以前にも書かせていただきましたが、僕はデスクトップPC及びスマートフォン・タブレットの通信をすべてE-Mobileの「GL01P」でまかなっています。

DSC_0024
E-Mobile LTEは室内と屋内でどれだけ差が出るのか?

ここにきて、E-Mobile LTEはLTEですらなかったという驚愕の事実が!

イー・アクセス:弊社に対する措置命令に関するお詫びとお知らせ

2012年6月末日までに通信速度最大75Mbpsとなる基地局の東名阪主要都市における人口カバー率99%ではなく、2012年6月末時点で東名阪主要都市において75Mbps対応基地局が展開されていた地域は、東京都港区台場及びその周辺地域のみでした。また、EMOBILE LTEサービスを利用するためのデータ端末である「GL01P」または「GL02P」を使用する場合に一般消費者が享受できる下り通信速度は最大でも30Mbps程度でした。

へ?そもそも東京の港区台場以外は30MB?いや、それっておかしいぞ?機種変更する前でも最大42MBあったはずなんだが・・・。しかもご丁寧にイーアクセスから僕のケータイへLTEのプランへの変更の勧誘までしてきてこの仕打ちかよ・・・。

いろいろ考えて、2014年5月まで帯域制限のない(日毎の通信量での規制はありますが)イーモバイルに決めたのに、すべて裏切られた気分です。

同時に人間のバイアスの凄さを再認識した出来事でもあります。寧ろ遅くなっていたはずなのに、「思ったより早くなってないなぁ」レベルで済んでいたわけですから。iPhone5のLTE対応で回線速度をレポートする記事もよく見かけましたが、ベンチマークとかで下り20MBとか出ているのを見て、「え、早すぎだろ?」と疑問に思っていたことはまさしく正しかったのですね・・・。


今回、このような事態に至った原因は、消費者の皆様に対し分かりにくい通信速度やエリアカバー率の表記があったことや、一部端末機能が十分に整っていなかったことによるものでありますが、弊社広告において今回指摘を受けた優良誤認と認められる広告表記は2012年8月末日までに修正済みです。
また、「GL01P」または「GL02P」をご利用のお客さまにはUSBケーブル接続により下り(受信時)最大75Mbpsに対応するソフトウェアを2013年2月末までに無償でご提供する予定であり、端末性能に関するわかりやすい表記を行ってまいります。

いやいや、わかりにくかったじゃないよ。これは詐欺と言っても過言じゃないでしょ。二月までとかいう悠長なこと言ってないで早く対応してくれよ・・・。

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック



4
ソフトバンクがE-Mobileを買収したニュースは記憶に新しく、なかなかにセンセーショナルな話題でした。スマホとタブレットだけじゃなく、自宅のデスクトップとノートPCもすべてE-Mobileで通信している僕が、この話題に便乗してE-Mobileってどうなの?ということについて触れていきたいとおもいます。

DSC_0024
↑E-Mobile GL01P(LTE対応) これ一台ですべて通信しているという暴挙

E-MobileのポケットWiFiをもつメリットって?

難しいところですが、一番のメリットは通信料の上限が無いことでしょうか。Xi(クロッシィ)もWiMax(ワイマックス)もいずれも上限7GB/月までの通信制限があり、それをオーバーすると128Kbpsという驚きの遅さになってしまいます。E-Mobileはこの点、キャンペーン期間中につき2014年5月までは通信料の上限は設けていません。人口カバー率などは他社と比べて抜きん出ているわけではなく、この点では天下のNTTのXiにアドバンテージがあるように思えます。

ではデメリットは?

通信料の上限は無いものの、帯域制限は割とキツめです。一日366MB以上の通信料をオーバーすると、当日の夜間9時~深夜2時までの間帯域制限がかけられます。具体的にどれだけ制限がかけられているかは公表していないので体感になってしまいますが、はっきり遅くなったというのがわかります。ただ、それでも普通にネットサーフィンするくらいなら、快適とは言わないまでもそこまで不便は感じません。動画の視聴や大きめのファイルをダウンロードするときはお手上げですけどね。
また、自宅には固定の回線を引いているという人なら、夜間は自宅の固定回線を使って通信すればよいので、純粋にモバイル用に使うのなら夜間の規制は余り問題にならないかもしれません。(夜行性の人は別ですが)
まあ、他のキャリアもしれっと帯域制限してるんですけどね。。

屋外に強く、屋内に弱いっていわれがちだけど・・・

場所にも寄りますがやっぱり屋内は遅くなりがちです。内と外で差が出てしまうのはモバイルルーターの宿命とも言えます。どれくらいの差が出るのかを検証してみましたので、ご覧ください。

端末・・・Xperia Tablet s
場所・・・大阪市内(LTEエリア内)
時刻・・・19時前
アプリ・・・あなたのインターネット速度をテスト:ダウンロードページ

屋外での通信
Screenshot_2012-10-09-18-49-02
 下りが7.26Mbps、上り0.823Mbpsという結果。ちょうど利用者が増え始める時間帯ということを含めばそれなりに快適なほうなんじゃないでしょうか。

屋内での通信
Screenshot_2012-10-09-18-48-07
下りは屋外に比べて大体半分くらいで、上りについては大差ないという結果。下りについても必ずしも屋内ならグンと遅くなるかというとそうでもなく、同じビル内でも電場状況の善し悪しでかなり通信速度が変わってきます。画像は出先で検証した結果ですが、自宅ではもっと良い結果になりました。

周りの利用状況に引っ張られたり、固定回線ほど安定性はありませんが、そこまで気にはならないですし、これ一台ですべて通信できるのは結構便利です。モバイル関係のガジェットが最も盛り上がりを見せているので、検討材料の一つにしてもらえばと思います。ただ、少し不安なのが、ソフトバンクの利用者が丸々乗っかってくるので、通信速度に多少影響が今度出てくるかもしれないということでしょうか。

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック