ソニーから発売の『Xperia Z』がFCC(連邦通信委員会)の認証に通過しととのことで、FCCのサイト上でドキュメントがあがっていますが、その中に『Xperia Z』の内部構造がわかる写真を含んだドキュメントも公開されていました。(リンク先の”Internal Photos”という項目をクリックするとPDFが開きます。)
『Xperia Z』の背面には螺子などはついておらず、上の写真を見ると、接着面を無理やりはがしたような感じになっています。バッテリーの交換時はどうするのでしょうか。ショップ対応になるのは間違いなさそうですが、画像を見る限り、元通り綺麗にくっつくイメージがわきませんね。
バッテリーのコネクタの薄さも特徴的ですが、元々自分で電池パックを交換することを想定して作られていないのでこういった形状になっているのでしょう。
そしてマザーボードですが、チップにELPIDA(エルピーダ)のロゴが確認できます。エルピーダメモリといえば昨年2月に経営破たんしたことでおなじみですが、技術力では世界トップクラスの半導体メーカーですので、やっぱりまだ重宝されているんですね。エルピーダの経営破たんが日本の半導体技術の発展に大きな影を落としましたという点では微妙な感じですが。
なお、この画像は海外向けのモデルの内部構造であるため、日本向けにFelicaや赤外線、ワンセグというガラパゴス対応を施した場合には、これとは少なからず形状が異なることになります。
そして、明日はいよいよドコモの新製品発表会なので、『Xperia Z』のお披露目について要注目です。