タグ: NEOGEO

3

去年の12月28日に日本でも発売された『NEO・GEO X』ですが、1月22日分の生産を持って完全生産中止するということが発表されました。

「NEOGEO X GOLD SYSTEM」1月22日の製造分をもって生産終了―追加のゲームカードは予定通り発売

僕も1月6日に購入したばかりなので、あまりにも早すぎやしないか?と感じましたが、まあこのハードの存在自体が、往年のSNKファンを喜ばせるためにあるようなもので、ここから新規顧客をがっつりと増やしていくようなものでもなく、数量限定で売り切っていく方が賢いやり方なのかもしれません。実際、話題性はありましたし、(出荷数自体が少ないのでなんとも言えませんが)めちゃくちゃ売れ残っているような感じでもなさそうですし。

resize0009

追加のソフト開発自体は続行しているようなので、一安心ですが、さすがに初期の20タイトル+初回生産特典の『Ninja Master』だけでは侘し過ぎるのと、これから先、何の展開も用意されていないのはちょっと悲しい気持ちになってきますね。

追加のソフトもSNKの過去作品がメインになってくるのでしょうか。スペック自体はそんなに悪くないので、独自の展開もあっても良いかなーとも思います。望みは薄そうですが。

また、この『NEO・GEO X』は電池の持続時間が3時間とかなり短めなのにも関わらず、充電時間も最大3時間もかかり、且つクレードルに挿した状態じゃないと充電できないという欠点があり、携帯ゲーム機としてはちょっと難儀していたのですが、単体で使えるACアダプタが今春に発売されるとのことなので、それは素直にありがたい話ではあります。もっとも最初からつけてくれよという気もしますが。

日の目を見なかったということは悲報なのかも知れませんが、見方を変えれば希少価値があるということでポジティブに考えてみようと思います。




5

アラサーほどの男性ならご存知だと思いますが、ストリートファイター2の爆発的ヒットから始まって、1980年代後半から1990年年代中期まではまさに2D格闘ゲームブームの絶頂期でした。この時期に爆発的なヒットをおこしたタイトルは今でもシリーズとして続いている事実が当時のブームのすさまじさを裏付けます。

当時の格ゲーの二大巨頭と言えばカプコンかSNKというイメージで、SNKは格ゲーに特化している印象を強くもっています。特にSNKの筐体は、駄菓子屋、ホームセンター、スーパーなど至るところに設置してあって、しかも1プレイ50円で遊べたので、当時ハードやソフトを買ってもらえなかった僕としてはゲームに触れることが出来る数少ない接点でもありました。

そんな感じで2D格闘ゲームは少々ノスタルジックな思いにさせるものがあるのですが、北米Tommo社がSNKプレイモアに正式にライセンスを取得し『NEO・GEO X GOLD Entertainment System(199.99ドル、日本円にして約19,000円)』なるハードを開発、2012年12月末に日本でも販売するというじゃないですか。ゲームから随分と離れていたこともあり、購入するかどうか少し迷っていましたが、このあえて時代の潮流に逆行するかのようなハードに魅力を感じてしまい、購入を決意しました。

resize0001

箱の中身はこんな感じ。本体にTV接続用の『NEOGEO X Station(以下ステーション)』に外付けコントローラー『NEOGEO X Joystick(以下ジョイスティック)』、HDMDケーブル、各種アダプタなどが梱包されています。ステーションのデザインはかつての家庭用ハードとしてのNEO・GEOそのものですね。因みに中央の差し込み口のように見えるくぼみですが、ここに本体を挿すのかと思っていたらただの飾りでした(笑)

resize0003
resize0004
resize0005
resize0008

TVとの接続方法は、まずステーションとTVをHDMDで接続し、アダプタをコンセントに差し込みます。続いてステーションとジョイスティックを接続します。最後にステーションを蓋をオープンして『NEO・GEO X』本体をステーションに差し込みます。

resize0009
後は電源をオンにしてTVの出力をHDMDで切り替えると『NEO・GEO X』をTVで楽しめます。本体とステーションの接続がいまいち悪いのできっちり押し込みましょう。

resize0016
TV接続したときは若干アスペクト比があっていないのと、もともとTV用にリマスターされているわけではないのでやっぱり画質は荒いです。レトロゲーに画質を求めるほうが間違っていますが。

久々にSNKのゲームをやってみると、非常に難しいです。バーチャファイターや鉄拳などの3D格闘がメインにシフトしていってからは比較的コマンドが簡単なものが多かったのですが、2D時代の格ゲーのコマンドの難しさは異常。やりこみ要素になるので良いんですが。あと出来ればコマンドの早見表も欲しかった。さすがに忘れてますね。

『NEO・GEO X』の素晴らしいところの一つがジョイスティックの存在と本体の十字キー(厳密には違いますが)の操作性の高さにあります。2D格ゲーのコマンドは上記の通り難しく、十字キーを多用するものが多く、家庭用ゲーム機で遊ぶと左手の親指の皮がズル剥けになってしまうのが宿命でしたが、このジョイスティックと十字キーのおかげで指に負担がかからず滅茶苦茶快適にプレイできます。

最後に忘れていましたが、『NEO・GEO X』にははじめから20のクラシックタイトルが内蔵されており、とりあえずハードを買っておけばすぐにでも遊ぶことが出来ます。タイトルの一覧は以下の通り。

  • 3 Count Bout(ファイヤースープレックス)
  • Alpha Mission II(ASO II -LAST GUARDIAN-)
  • Art of Fighting(龍虎の拳)
  • Baseball Stars 2(ベースボールスターズ2)
  • Cyber-Lip(サイバーリップ)
  • Fatal Fury: King of Fighters(餓狼伝説 〜宿命の闘い〜)
  • Fatal Fury Special(餓狼伝説SPECIAL)
  • King of the Monsters(キング・オブ・ザ・モンスターズ)
  • Last Resort(ラストリゾート)
  • League Bowling(リーグ・ボウリング)
  • Magician Lord(マジシャンロード)
  • Metal Slug(メタルスラッグ)
  • Mutation Nation(ミューテイション・ネイション)
  • NAM-1975
  • Puzzled(ジョイジョイキッド)
  • Real Bout Fatal Fury Special(リアルバウト餓狼伝説スペシャル)
  • Samurai Shodown II(真SAMURAI SPIRITS 覇王丸地獄変)
  • Super Sidekicks(得点王)
  • The King of Fighters '95(ザ・キング・オブ・ファイターズ'95)
  • World Heroes Perfect(ワールドヒーローズ パーフェクト)

なお初回限定版には『NINJA MASTER'S』(ニンジャマスターズ〜覇王忍法帖〜)のゲームカードが特典としてついてきます。
いや、久々に良い買い物をした。2D格ゲーやレトロゲーが好きな人にはもってこいです。