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二月に開催されたMWC2013で “FireFox OS” が発表され、大きな話題を呼んだことはまだ記憶に新しく、 発表の段階で既にソニーはこの新しいプラットフォームへの参入を表明しており、 2014年には製品をリリースするという予定である旨を明らかにしていました。

ソニーモバイルも“FireFox OS”搭載端末の開発を表明!2014年に端末発売か

このことについて、まずはエントリーモデルからの投入になるという予想がされていましたが、Mozilla社のモバイルデバイス担当副社長であるLi Gong氏がインタビューで、ソニーがハイエンド“FireFox OS”搭載スマートフォンの製造を計画していることを明らかにしました。Li Gong氏曰く、「ソニーは品質とユーザーエクスペリエンスで知られており、彼らは非常にハイエンドな層をターゲットとしている。 我々は現在、 彼らとそのような製品についての議論を行っている」と語っています。

FireFox OSはカーネルこそAndroidをベースにしているものの、HTML5やJavascriptといったWeb標準技術でアプリケーションの開発が可能であったり、また完全にオープンな環境を目指して作られたプラットフォームあるので、Androidよりも更に柔軟な展開が見込まれます。 Androidが飛躍したことの大きな要因ははやりオープンソースであったが為に企業やデベロッパーの参入が盛んになり、短期間で世界中に伝播したというのが大きいと考えられますが、 このFireFoxOSでも同様の現象、 もしかするとそれよりもダイナミックな展開が期待できるかも知れません。

また、日本の携帯キャリアでFireFoxOSを取り扱う意思を表明しているのはKDDIであり、NTTドコモはそれに対抗してか、Tizenを推進しています。もし日本での発売があるとしたらやはりKDDIからの販売ということになりそうですね。


ソース)Computerworld

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FFOS

先日、ソニーモバイルとテレフォニカが共同して、話題のWebOS “FireFox OS” 搭載端末の開発に取り組み、 来年2014年には製品をリリースする予定であるとプレスリリースで発表があったばかりですが、 ソニーモバイル公式の開発者向けブログにて、 開発者向けの『Xperia E』で利用可能な “FireFox OS" を提供しています。 かなり早い段階でのアクションです。 ソニーモバイルが本気で “FireFox OS” に注目していることがわかります。


手順はROMをブートローダーをアンロック後、 Flashtoolを用いて “FireFox OS” を焼くというカスタムROMと同じ手順で出来そうですが、 あくまで開発者に向けての提供であるため、 通常の携帯電話として用途に耐えうるものではないので要注意です。 具体的には無線接続ができず、 電話の利用はおろかWi-FiやBlueToothが利用不可であることと、 SDカードの動作が不安定になること、 タッチ感度の校正も行われていないということが挙げられています。

 

動画も公開されており、 『Xperia E』上で動く “FireFox OS” を見ることができます。 確かにタッチ後の反応が鈍いような感じがしますが、 スクロールなどの動作自体はそこまで酷くはないように思えます。 あと動画を見る限りでは案外AndroidのUIや操作性に似ていると感じました。 そのようにカスタマイズをかけているだけかもしれませんが。



MWC2013での発表以来、 開発者のみならず、 ユーザーの間でも “FireFox OS” への関心が高まっているのを実感します。 それだけ既存のスマホ市場に閉塞感を感じているということでしょうし、 いわんや開発側からしたらプラットフォームによる制限を気にせず柔軟に開発が出来るというのはやはり魅力的なことなんでしょう。
ただ個人的には、ソニーにおいては在りし日のように独自規格にこだわる方が良いのではないかとも感じており、 プレイステーションOS搭載端末のほうにも期待しています。
今の製品も “Xperia” をはじめ洗練されたものばかりですが、ソニーらしいかどうかで言うと、 そうではないと感じています。 Apple社もそうですが、 モノづくりにこだわりを持っている企業であれば、 横展開を多少犠牲にしてもこだわりを存分に発揮できる独自規格で統一したほうが、結果としてよい方向へ転がるとように思えます。

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MWC2013の中でも大きな話題になった“FireFox OS”ですが、なんとソニーモバイルもこのこの“FireFox OS”を搭載した端末の開発を表明したという驚きの事実が。


またソニーモバイルの副社長である石田氏は、 この“FireFox OS”の開発にかなり力を注いでいるとコメントし、2014年には製品を発売する計画を立てていると明言しました。 これでメーカーとして製品の開発を表明したのはZTE、 LG、 Huawei、 Alcatelaに続き5社目となります。 開発という点に主眼をおけば変に縛りのないWeb OSは魅力的に感じるんでしょうね。


また、ソニーのスマートフォンといえば言わずもがなAndroidOS搭載の『Xperia』ですが、“FireFox OS”を搭載した端末のブランドはXperiaを踏襲するのか、それとも別のブランドを打ち立てるのか、こういったところにも関心があります。 そういえば少し前にプレイステーションOSを搭載するスマートフォンについても開発中であるという発言をしていますが、市場を限定せず多面的に展開していくのがソニーの方針なんでしょうかね。


ソース)the next web
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