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イーアクセスのLTE対応機種『GL01P/GL02P』において、不当景品類及び不当表示防止法第4条第1項第1号に違反していた件について、僕自身が該当する機種『GL01P』を持っていたこともあり、二度に渡って記事を書かせて頂きました。

E-Mobile(イーモバイル)のLTE詐欺について

渦中のE-Mobile(イーモバイル)にLTEについて問い合わせてみた

上の記事にも書いたとおり、サポセンに問い合わせたところ、代替機として『GL04P』を無償提供してくれるとのことで、それが昨晩届きましたので、とりあえず速度を測ってみました。

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GL04Pでは理論値で70Mbpsの速度が出せるとの触れ込みですが、僕が居を構える大阪ではそもそも最大でも37.5Mbpsまでしか出せない地域なので、GL01P(最大30Mbps)に比べると少しは良くなったという感じでしょうか。

まずはGL01Pの計測結果から見てみましょう。

▼屋外での計測(GL01P)
Screenshot_2012-10-09-18-48-53

▼屋内での計測(GL01P)
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こちらについては以前のエントリーでも書かせていただきました。詳しくはそちらをごらんください。
E-Mobile LTEは室内と屋内でどれだけ差が出るのか?
で今回も前回のシチュエーションに近い形で計測してみました。それが以下になります。

▼屋外での計測(GL04P)
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▼屋内での計測(GL04P)
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ほぼ同じロケーションで、同じような時間帯ですが、計測結果はぜんぜん違いますね。検証回数がどちらも少なすぎるので必ずしも正しい結果ではないと思いますが、面白いことにGL01Pでは屋内と屋外ではっきりスピードの差が出ていたのに対し、GL04Pはダウンロードほぼ変わらず、アップロードについては屋外の方が早いという結果に。どちらも周波数帯は換わらず高周波数帯であるため、屋内が遅くなりがちなはずなんですがね。絶妙にロケーションが良かったのかもしれませんが。

 それでも、前よりかは快適にインターネットが出来そうな感じはありますし、今後のエリア拡大に期待してもう少しE-Mobileを使ってみようかと思います。また、今回の結果はあくまでも一例であってシチュエーションが変わる、もしくはより長いスパンで検証していくと違う結果になるかも知れないので、あくまで参考にとどめてくれればと思います。
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前回のエントリーを書かせてもらったときに、理論値と実測は違うという指摘を頂いたので、キチンと事実確認をしておく必要があると思い、イーアクセスに問い合わせをしてみたところ、いろいろと分かったので書かせてもらいます。

前回のエントリー:E-Mobile(イーモバイル)のLTE詐欺について

まず始めにLTEで30Mbps云々について訊いてみたところ、「GL01P」「GL02P」は、最大(理論値)で30Mbps程度しか出せないとのことで、実測だとそれより更に遅くなってしまうということが確認できました。

更に現時点でも最大75Mbpsのエリアは東京のごく一部であり(おそらくお台場及びその周辺)、それ以外の地域はLTEエリアと銘打っていても最大37.5Mbpsしか出ないとのことです(もちろん実測ではなく理論値です)。サポセンの担当者は「75MのLTEエリア、37.5MのLTEエリア」と呼び分けていました。「これはHPにも書いてあります」と言っていましたが公式HPにはどこにも見当たりませんね。どの道「GL01P」はどこにいようと最大30Mbpsしか出ないのでもはや関係ありませんが。

またサポセンが提案してきた対応として最新の「GL04P」と無償交換してくれるということですが、これに交換したところで上で書いた様に一部エリア以外は37.5Mbpsが最大なので、今よりは早くなりますが、手放しでは喜べませんね。


↓「GL04P」
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因みにE-Mobile LTEエリア以外にG4エリアという区間があり、そちらは東名阪の一部の地域を除き最大42Mbpsが出るので、サポセンの担当者も「G4の方が早い」と言ってしまう次第です。

前回の記事のタイトルで詐欺と書いてしまったのは少し軽率だったと反省していますが、いろいろと酷いというのが率直な意見です。今の通信手段がイーモバイルだけなので、切り替えるなりそのまま使い続けるのかいずれにせよ決断をせねばなりません。

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以前にも書かせていただきましたが、僕はデスクトップPC及びスマートフォン・タブレットの通信をすべてE-Mobileの「GL01P」でまかなっています。

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E-Mobile LTEは室内と屋内でどれだけ差が出るのか?

ここにきて、E-Mobile LTEはLTEですらなかったという驚愕の事実が!

イー・アクセス:弊社に対する措置命令に関するお詫びとお知らせ

2012年6月末日までに通信速度最大75Mbpsとなる基地局の東名阪主要都市における人口カバー率99%ではなく、2012年6月末時点で東名阪主要都市において75Mbps対応基地局が展開されていた地域は、東京都港区台場及びその周辺地域のみでした。また、EMOBILE LTEサービスを利用するためのデータ端末である「GL01P」または「GL02P」を使用する場合に一般消費者が享受できる下り通信速度は最大でも30Mbps程度でした。

へ?そもそも東京の港区台場以外は30MB?いや、それっておかしいぞ?機種変更する前でも最大42MBあったはずなんだが・・・。しかもご丁寧にイーアクセスから僕のケータイへLTEのプランへの変更の勧誘までしてきてこの仕打ちかよ・・・。

いろいろ考えて、2014年5月まで帯域制限のない(日毎の通信量での規制はありますが)イーモバイルに決めたのに、すべて裏切られた気分です。

同時に人間のバイアスの凄さを再認識した出来事でもあります。寧ろ遅くなっていたはずなのに、「思ったより早くなってないなぁ」レベルで済んでいたわけですから。iPhone5のLTE対応で回線速度をレポートする記事もよく見かけましたが、ベンチマークとかで下り20MBとか出ているのを見て、「え、早すぎだろ?」と疑問に思っていたことはまさしく正しかったのですね・・・。


今回、このような事態に至った原因は、消費者の皆様に対し分かりにくい通信速度やエリアカバー率の表記があったことや、一部端末機能が十分に整っていなかったことによるものでありますが、弊社広告において今回指摘を受けた優良誤認と認められる広告表記は2012年8月末日までに修正済みです。
また、「GL01P」または「GL02P」をご利用のお客さまにはUSBケーブル接続により下り(受信時)最大75Mbpsに対応するソフトウェアを2013年2月末までに無償でご提供する予定であり、端末性能に関するわかりやすい表記を行ってまいります。

いやいや、わかりにくかったじゃないよ。これは詐欺と言っても過言じゃないでしょ。二月までとかいう悠長なこと言ってないで早く対応してくれよ・・・。

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