その1:プリインストールされてあるキャリア謹製ホームアプリを変更する
auやソフトバンクにはあるのかどうか実はわからないのですが、2011年の夏モデル以降のNTTドコモのスマートフォンには『docomo Palette UI』というホームアプリがプリインストールされており、デフォルトでは有無を言わさずこのアプリが起動することになります。人によってはこのアプリを気に入っている方もいらっしゃるかもしれませんが、肌感覚では、動作が鈍くなったり通常よりメモリを消費したりなどパフォーマンスが低下しているように感じます。しかもこのホームアプリ、Root権限がないと削除も無効化も出来ないというのだから、仕方なく使っている人も多いんじゃないでしょうか?ただ、キャリアが作ったホームアプリではなく端末標準のホームアプリを使うことが出来ないかというとそうではなく、ちゃんと方法は用意されています。
僕が持っている端末(Xperia Z)を例に挙げると、設定画面からXperiaという項目を選択、優先アプリ設定の画面を開き、一括もしくは個別かで優先的に使用するアプリを選択します。
他のスマートフォンでは、当然設定方法が違うと思いますが、大体にして似たような操作方法だと思います。
どうしてもやり方が分からない場合は、設定、アプリから実行中の『docomo Palette UI』を選択し、強制停止ボタンを押してホームに戻ると、どちらのホームアプリを利用するかポップアップで尋ねてくるので、それを選択するというのもでOKかと思います。
その2:使わないプリインストールアプリを削除する
これは以前に、これ単体を記事にしました。詳しくはそちらを参照して頂きたいのですが、大雑把にとれる手段は3つあり、「(ICS以降に限る)アプリの無効化」「ホームアプリを別途ダウンロード」「adbコマンドを使う」の3点です。使わないプリインストールアプリを非表示にする方法
バックグラウンドで動き続けるアプリもあるため、邪魔なだけではなく、パフォーマンスにも影響しますので、これは是非やってみたほうが良いとおもいます。今後発売される端末はAndroid4.1.1からになるかと思いますので、機種変更の際はどの方法でも可能かと思います。
その3:機種変更の場合)前端末で利用していたアプリの設定を新端末に引き継ぐ
これも以前にこのブログで記事にしたトピックスですが、ICS以降はadbコマンドを使って出来ることが多くなり、その中でもメリットが高そうなのが、設定を含めたフルバックアップが可能になったということです。ICS以降対応のadbコマンド「adb backup」を使ってrooted無しでバックアップを可能に
リンク元の記事ではシステムファイルを含めた全体について書いていますが、アプリごとにバックアップを取ることも出来ます。その方法を使えば、設定を引き継いだ状態でアプリを利用できるので手間を抑えることが出来ます。詳細についてはリンク元を参照して頂ければと思いますのでかいつまんで説明します。
パスワードを入力すればこれで設定そのまま引継ぎ完了となるはずです。はずというのもかなりあいまいな表現ですが、実は前端末である『Xperia NX』はこのadbコマンドを使っても、はたまたXperia用管理ソフト「PC Companion」のバックアップメニューを使っても失敗するため、確信を持ってお話できないというジレンマがあるのですよ。。 以下のサイトがわかりやすくて参考になるのでリンクを貼っておきます。
Android版 パズドラを機種変更でバックアップ&データ移行方法
その他、端末によってやるべきことは変わってきますが、以上を覚えておくと便利だと思いますよ。