我が愛器『Xperia Z(SO-02E)』は、 現在出ている機種では、 デザイン、 性能ともに最高峰のスマートフォンであると思います。
ですが、 そんな『Xperia Z(SO-02E)』も残念ながら完全無欠ではなく、 いくつか残念な点も存在します。今日はそのことについて書かせていただきます。
Xperia Zの不満点その1:やはり良くないNFC感度
購入時のレビューでも書かせてもらいましたが、 やっぱりNFCの感度はそれほど良くないと感じます。『Xperia Z(SO-02E)』はやはりソニー製品だけあって、 スマートフォンながらに音質が非常に優れており、ミュージックプレイヤーとしてもかなり優秀であるのですが、 以前に購入して、 このブログでも紹介したBlueThoothイヤホン『DRC-BTN40K』のNFC接続を試みようとすると、 相当手間取ります。 ワンタッチ接続ではありません。 これなら普通に接続したほうが楽チンというレベルなのでやっぱりそんなに良くは無さそうです。因みにこのNFCというのは不思議なもので、ソニーとフィリップスが共同して、FeliCaをベースに策定した国際規格なのですが、FeliCaチップは何故か国内規格に準拠しており、海外では利用できないということらしいです。 そのため、国内でおサイフケータイを使おうとすると必ずFeliCaチップを搭載しなければなりませんが、 国際市場での展開を考えると、 別の技術(FALP、Pushなど)をもってNFCの実装をしなければなりません。 日本市場向けのモデルにはご存知の通りおサイフケータイ(FeliCa)とNFCが両方搭載されています。 NFCの感度についてこのことに因果関係があるかどうかはわかりませんが、 『Xperia AX / VL』の例もありますし、 CES2013でのデモンストレーションを見ると疑ってしまいます。
Xperia Zの不満点その2:LTEのOFFが選べない
一般的には常時LTEをつなごうとすると、 電池の消費量が大きくなると言われており、 またLTEのエリアはドコモであってもさほど広くはなく、 不安定な場所だと帰って3G回線の方が安定してインターネットできたりします。 僕は普段からポケットWi-Fiを持ち歩くことも多く、あまりスマホのLTEを必要としないということもあってか、このLTEをOFFにしたかったのですが、どうもこの『Xperia Z(SO-02E)』はLTEのOFFを選択できないようです。調べてみると、LTEをOFFにするアプリがあるみたいなのですが、基本実装してもらいたいところですよね。
Xperia Zの不満点その3:Wi-Fiの接続について
僕は普段からE-MobileのポケットWi-Fiを利用しています。 出張や遠出の際には非常に重宝しますし、なるべくスマホのデータ通信料を抑えたいという気持ちもあるので、 外出の際にはほぼ持ち歩いています。 E-Mobileは比較的に電池の持続性能は良いと思いますが、 やはり少し油断すると電源が落ちてしまったりします。 そんなときにどこか充電できるところを探して充電するのですが、 再起動後、 ポケットWi-Fiの通信が再開された場合でも、『Xperia Z(SO-02E)』では圏外のままになってしまいます。主導でスキャンしてもいまいちうまく行かず、 また『Xperia Tablet S』は普通に通信していたりするのでやっぱりどこかおかしい感じがします。 端末の再起動を行うとWi-Fiの通信が可能になるのですが、 一々面倒であることもたしか。ただし、 接続圏外 → 圏内の場合は普通に通信が可能で、 あくまで電源OFFから再起動した時に、このような現象が起きたりします。 つくづく不思議な現象です。 まあモバイルネットワークが利用できるので、 あんまり重要な問題ではないかもしれませんが。
Xperia Zの不満点その4:右手で持つとスピーカーが・・・
塞がってしまいます。しかし一応挙げたものの、 僕個人としてはそんなに問題でもないです。 大体イヤホン使うし。それに左手に持ち帰れば良いだけの話でもあるので。しかし、『Xperia Z(SO-02E)』のスピーカーはかなり高音質なので、 イヤホンなしで使いたい人もいるかと思いますし、左手での操作に慣れていない人もいるかと思いますので、不満点として挙げさせてもらいました。
とまあ、このように『Xperia Z(SO-02E)』のネガティブな面について書かせてもらいましたが、 個人的には凄く満足しています。 画面は滅茶苦茶美しいですし、 動作も軽い。 デザインは思わず見せびらかしたくなるエレガントなデザインですし、水で丸洗いできるのも良い。 懸念していた端末の発熱は今の所気になりません。 8万という金額には少々怯みましたが・・・。