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NTTドコモから発売されている『Xperia AX』及びKDDIから発売されている『Xperia』において、Felicaの不具合が発生していることはこのブログでも記事にしましたが、NTTドコモならびにKDDI両社の対応に憤りを感じているユーザーが、被害者の会をGoogle+上で発足するという事態にまで陥っているようです。

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発起人はNTTドコモとソニーモバイルに対して、抗議文を提出しており、Google+のコミュニティ上で公開しています。抗議文では、同等機種との交換、リコールを要求しており現在は両社の返答を待っている状況です。

僕は『Xperia AX』もしくは『Xperia VL』ユーザーでもありませんが、ソニー(だけではありませんが)の不具合への対応にはしばしば嫌な思いをさせられたことがあります。こうしてユーザーが立ち上がることにより、企業が対応を改めるという事例が増えることで、おのずと企業側がバグフィックスに対する姿勢を見つめなおしてくれることを期待しています。

しかしこういった被害者の会というのも、従来であれば弁護士先生がお金になりそうな事案を見つけて、困ってそうな人々を扇動し発足するというのが一般的なイメージでしたが、今はSNSの爆発的な流行により、比較的簡単に、そして個々の利益が小さくても成立するのが面白いと感じました。訴訟とまでは行かなくても、署名を取って抗議文を送りつけるに留まるのであれば、法律の専門的な知識や駆け引きは必要ないので、効率的な手法と言えます。弱点としたらあくまで抗議・要求・嘆願までに留まるので、企業側との交渉までこぎつけるのがとても難しく、黙殺や上辺の謝罪文で済まされる可能性も少なくないということでしょうか。それでもちくちくと企業側にユーザーの声を届かせる機会が増えれば、自発的に企業があり方を変えるという可能性も出てくるので、やる価値は充分にあると思います。

関連記事)
『Xperia AX(SO-01E)』のおサイフケータイの不具合対処法がヤバイ
KDDIから発売の『Xperia VL』でもFelica不具合が発生している模様


ソース)
SO-01E FeliCa不具合による被害者の会

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NTTドコモから販売されている、ソニーモバイルコミュニケーションズ製のスマートフォン『Xperia AX(SO-01E)』にて、おサイフケータイが利用できないという現象が報告されていました。それを受けてドコモが対処方法についてのドキュメントを公開したのですが、それがヤバイ。

NTTドコモは、この現象について以下のように述べています。


■事象の内容
SO-01Eにおいて、おサイフケータイの読み取り機へのかざし方により、ご利用できない場合がございます。

■発生する原因
SO-01Eと読み取り機との相性によって発生することが確認できており、ご利用になる店舗やサービスによって発生する場合がございます。

この問題に対して、ドコモは、以下の3種類かざし方を何度か試すと読み取りが可能なると案内しています。

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 何というか、”テレビの写りが悪くなったとき、適当に叩いてみたら何となく写った”というブラウン管テレビを持っていたら一度は経験したであろう、あの伝説の処置方法にも似たテイストを感じます。修理窓口に問い合わせてこの回答が返ってきたら悪い夢を見ているんじゃないだろうかと開いた口が塞がらないと思いますが、ドコモは夢で終わらせてくれません(ハードの問題っぽいのでソニーかもしれませんが)!
 でも真面目な話、おサイフケータイの需要って清算時にもたつかないというのがアドバンテージなので、万一混雑したレジで、もしくはラッシュアワーの電車でこの現象が発生したら、却ってかなり迷惑がかる恐れがあるんですよね。それにいかにもテンパってる感じがして嫌な感じもします。対症療法的な対応ではなく、修理対応か不具合が解消されたものと交換とかじゃないとユーザーは納得しないんじゃないでしょうかね。
なお、 auで発売している『Xperia VL』でも同様の現象が起きるか確認中ことのことです。

docomo with series XperiaTM AX SO-01E サポート情報
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