タグ: カスタムROM

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ソニーモバイルの公式デベロッパー向けブログ”Developer World”で新しいflashtoolのベータ版をリリースしたとの告知がありました。

 flashtoolについてかいつまんで説明すると、Xperiaにroot権限を持たせる、若しくはカスタムROMを入れる場合に、ブートローダーのロックを解除する必要がありますが、それらを簡単に行えるツールです。また初期化の機能も備えており、万一元に戻したいときにリカバリーツールとしても活用でき、ブートローダーをアンロックすることで発生する、「下手したら文鎮化する」「アップデートを受けられない」というデメリットを回避も可能になります。※環境を元に戻すことが出来てもデータやコンテンツは全て消えてしまいますので要注意。OSのバックアップも必須です。

ベータ版ではまずは『Xperia S』『Xperia arc』『Xperia arc S』がサポート対象となりますが、今後サポートする端末は増やしていくとのことです。


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ソニーはカスタムROMの開発者コミュニティに対して大変友好的なスタンスですが、今回のリリースからもそれが良くわかります。
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『Mobile Bravia Engine2』とはその名が関するとおり、ソニーが開発したモバイル端末向けの画像処理技術ですが、この『Mobile Bravia Engine2』の特徴としては以下のように述べられています。


Mobile Bravia Engine2:新しいリアルタイムコントラストの最適化を追加し、高品質のカラーマネジメントとノイズリダクションの上シャープネス強化を改善することにより、これまでより良い視聴体験を提供するモバイルブラビアエンジンの進化。

『Mobile Bravia Engine』自体が優れた画像処理技術であり、色鮮やかでくっきりとした高精細な画像を表現できます。

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これを更に進化させたのが『Mobile Bravia Engine2』です。現時点で正式にサポートされている端末は『Xperia V』の日本版『Xpeira ax』のみとなっていますが、発売の際に他のXperia端末に特定の機能の移植を可能にするシステムダンプが存在するとリークされています。そしてモバイル開発者コミュニティ「XDA-Developers」上で開発者たちが移植の成功したモジュールの一つに『Mobile Bravia Engine2』を含んだものがあるということがわかりました。移植をするためにはICS(Ice Cream Sandwich)化root権限の付与をしなければならず、build.propの編集も必須になるとのこと。今の所移植による目だったバグは報告されていないようですが、これをやってしまうとサポートの対象から外れてしまうので、万一の際は自己責任となりますのでご注意ください。

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情報ソース)
Xperia Blog:Mobile Bravia Engine 2 mod released for Xperia phones
XDA-Developers: [MOD] Mobile BRAVIA Engine 2 for Stock ICS Based Rom
XDA-Developers: [MOD][ICS] Mobile BRAVIA® Engine 2

画像)SONY|Developer World
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