絶賛放置中になっているUbontu機ですが、特に何をしたいということがあってUbontuをインスコしたわけはないので、結局なにも出来ずじまいだったのでした。この現状を打ち破るべく買ってきましたよ日経Linux。
日経 Linux (リナックス) 2012年 09月号 [雑誌]
この雑誌はLinux初心者からLinux愛好家まで様々なユーザーに対応した一冊ですが、やはりコマンドラインに慣れていない所謂ウインドーザーのホワイトナイト的な冊子です。
中でも特に付録漫画「シス管系女子」。
シスアドという職種なのにまったくLinuxの機能を知らず、コマンドラインに異様な苦手意識を持つ主人公「利奈 みんと」に対して先輩社員が如何にもシスアド的なLinuxの使い方の解説をするといった、いわゆるハウツー漫画なんですが、コマンドラインからバックグラウンドの動きについて勉強できるすごく全うな内容の割りに萌えっぽい絵柄が妙にシュールです。
特にこの9月号は「シス管系女子」の1話~12話の総集編+今月号分の1話といったシス管女子的に充実の号なので、まったくの初心者の読者にとっては主人公の成長物語をこの号だけで楽しめ、更にちゃっかり(?)自分のスキルアップにもつながるというとてもお得な号となっています。もちろんそれ以外にも最新のセキュリティ事情やAndroidカスタマイズ、自作Linuxマシンの特集など他にも見所は満載です。
↑シス管系女子「利奈 みんと」
でも、何でこの娘はコマンドに抵抗ありまくりなのに、なんでシスアド目指したんだろう?とか会社は何でこの子雇ったんだろうとか、いろいろ考えてしまいます(笑)
そもそも、残念なことにいわゆるシステム系の部署にこういう若い女の子っていないんだよな…。WEB制作ならともかく。
なんにせよ、初心者同然の彼女を通して、初心者であるわれわれの疑問点に答えてくれる漫画なので、はじめの一歩的なアプローチとしてはとても助かります。(図解ですしね)