カテゴリ : スマートフォンアプリ

4

先日発売されたヘッドホン「MDR-1R」の視聴をしにソニーストアに寄ったついでに、12月20日~1月31日までの期間限定で、ソニーがキャンペーンを行っている『HEADPHONE MUSIC FESTIVAL(以下HMF)』を試してみました。

hmf
Headphone Music Festival (HMF)

このキャンペーンの概要を一言で説明すると、AR(拡張現実)技術を用いた、スマホ画面がライブステージに早変わりするといったもので、ソニーにしてみればヘッドフォンとコンテンツを今もっとも注目が集まっているスマートフォンというデバイスを用いて、センセーショナルなプロモーションを打って出たというところでしょうか。

やり方はとても簡単で、まずGoogle Playで”HMFアプリ”をダウンロードして(iPhoneは非対応)、各アーティストのデータをダウンロードして、ARマーカーとなるポスター、Tシャツ、PC画面を読み取るだけでスマホがライブステージに早変わりします。

このキャンペーンに参加しているアーティストは「androp」「the BeatMoss」「BOOM BOOM SATELLITES」「夙川Boy's」の4組です。出先だとダウンロードに時間が結構かかってしまい(体感で4~5分ほど)、店頭では「BOOM BOOM SATELLITES」のみにしましたが、ウェブ上でマーカーを公開しているとのことなので自宅で他のアーティストの分も見てみました。AR技術特有の立体的かつ臨場感のある表現方法は、通常の動画では出来ませんし、プロモーション方法としては面白いと思いました。

▼BOOM BOOM SATELLITES
Screenshot_2012-12-23-16-13-17

▼the BeatMoss
Screenshot_2012-12-23-16-20-36

▼androp
Screenshot_2012-12-23-16-21-11

▼夙川Boy's
Screenshot_2012-12-23-16-22-23

ただ、ソニーストアではこのキャンペーンで販促の対象としているのは、主に「MDR-1R」「MDR-XB900」「XBA-40」の3機種ですが、いずれもハイエンドとは行かないまでも、エントリーモデルとは言い難く、それなりにこだわりを持った人が購入層なんですよね。おそらく、これらのモデルを購入する人はスマホに直挿しはしないでしょうし、もっと言えば音源データにしても、無圧縮や可逆圧縮などこだわりを持っているんじゃないでしょうか。またプロモーションの質としても、インパクト重視で若者中心に支持を集めるアーティストを選定しているところを見ると、高級ヘッドホン購入層とは少し方向性が違う気もします。なのでプロモーション方法としては素晴らしいと思うんですが、ターゲットの選定を少し見誤ってるのではないかと。でも面白いとは思いますし、自宅で気軽に楽しめますので、興味を持った方は是非!


    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック



4
2f2276dc-s
ソニーからリリースされた、静止画の一部分を動画みたいに動かせる『motiongraph』というアプリが少し話題になっているので、ちょっと乗ってみました。
Google Play:motiongraphダウンロード

  簡単に言うと、静止画と動画が同時に撮影されていて、編集時に静止画をなぞった箇所が動画に切り替わり、一部だけ動く不思議な画像が出来上がるといった感じです。編集方法は画像をなぞるだけですし、手ブレ補正やホワイトバランスの調整などといった機能も備わっているので、アイデアさえあれば簡単にアニメーション画像が作れてしまいます。

画像はアニメーションGIFとして書き出されるので、WEBページやFacebookやTwitterで公開することも可能です。僕も早速試しに画像を作ってみました。とくとご覧あれ!
20121213_213731
・・・。他のユーザーが撮影したクオリティの高い画像は以下のサイトをご覧ください。
motiongraph新着作品紹介サイト
 残念ながら無料のアプリではありませんが、約100円とお手ごろな価格設定なのでネタ的に購入するのも良いかもしれません。
    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック



4

『Xperia Tablet S』をはじめとする、ソニータブレットの特徴の一つとして、スモールアプリというものがあります。通常、AndroidのタブレットPCで何かアプリを使う場合は全画面表示になってしまい、バックグラウンドでの動きは別にして、ユーザーの操作という点では複数処理を行えませんでした。しかしスモールアプリなら、小窓でアプリを起動することができので、何か操作中に他のちょっとしたことを行う場合に一々画面を切り替えなければならないというわずらわしさから開放されることが出来ます。スモールアプリの特徴

ソニーモバイルは、スモールアプリの発表時(今年の3月頃)にスモールアプリ用のSDK(ソフトウェア開発キット)を無料で提供すると告知しておりましたが長らく音沙汰がなく、11月30日にようやくダウンロードが開始されました。

Download the Sony Tablet SDK Add-on from Developer World [SDK]

これでスモールアプリの開発の裾野がグンと広がったわけですが、早速”Sony Developer World”でとても便利そうなスモールアプリの紹介がされていたので、ダウンロードしてみました。

Small App developer for “Mini camera” awarded with a free Xperia™ Tablet S

minicamera
Google Play ”Mini Camera”ダウンロード

Screenshot_2012-12-11-16-05-27
ダウンロードとインストールが完了したら、画面下のメニューバーからスモールアプリ一覧を表示して、インストールしたスモールアプリを立ち上げます。

Mini Camera
上の画像のような小窓が開きます。画像ではホーム画面で立ち上げていますが、いかなるアプリを立ち上げているときでもスモールアプリは利用できるのでとても便利です。

使い方はとても簡単で、アプリの左側に並んでるアイコンの一番上(カメラマーク)をタップするとシャッターを切られ写真が撮影されます。その下のアイコンをタップするとアルバム画面がスモールアプリの後ろで立ち上がり、先ほど取った写真を確認することが出来ます。その下のアイコンはインカメラ切り替えボタンの機能で、次がカラーエフェクトの設定、そして最後がホワイトバランスの設定アイコンとなっています。本来のカメラアプリに比べると随分と簡略化されていますが、その分お手軽で何の説明がなくても直感的に使えるのがうれしい。

今後タブレットPCが進化していき、求められるハードルがどんどん高くなるのはそう多くを語らなくても察することが出来ますが、その過程でこのスモールアプリの考え方は非常に重要なものだと考えています。開発人口も今後増えていくでしょうから、もっともっと良いスモールアプリがローンチされるのを楽しみにしています。

    このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック