スマートフォン特需とのいえるこのご時勢でも、NTTドコモはかなり厳しい状況に立たされていました。しかしこの二月はなんと14万3400件の純増になるなど、 先月の1万件を越える純減から考えると相当に良い結果をマークしたといえるでしょう。

考えられる理由は主に二つで、まず一点目が1月にスタートした学生なら3年間基本使用量が無料の学割をスタートしたことと、 ソニーのスマートフォン『Xperia Z(SO-02E)』の売れ行きが好調であるということが考えられています。これにはさすがといわざるを得ませんね。

ただし、MNPでの転出超過は9万3000件と相変わらず歯止めが利かず、純増数にしてもソフトバンクが25万5300件、KDDIが21万2700件と、 やりこめられているといったところです。 iPhone を取り扱うというのは凄まじい効果があると実感させられますね。

ドコモでも iPhone の取り扱いが噂されていますが、個人的にはこのまま突っ張って欲しいと思っています。 そのほうがソニーモバイルが躍起になってよいものを作ってくれるかもしれませんし。


ソース)日本経済新聞