米メディア”CNET”は、Sony Mobile Communicationsが二年以内にローエンドモデルのスマートフォンの生産から撤退することを検討していると報じています。
ソニーのローエンドモデルといえば、“Xperia miro”、“Xperia J”、そして今年の二月に発売される“Xperia E”が挙げられ、性能は当然劣るものの、コンパクトでデイリーユースに最適なモデルという印象があります。
Sony Mobile CommunicationsのプロダクトマネージャーであるSneeden氏はCNETのインタビューでこのことについて、「低価格モデルであっても、ユーザーへ提供する体験の価値について妥協することは出来ない」「エントリーモデル(ローエンドモデル)は”Sonyless”である」と述べております。
個人的には、ソニーのローエンドモデルについては評価しています。性能云々はおいておいて、利便性に長けており、日々の使用においては充分に活躍できるというイメージを持っています。ローエンドモデルでも高い品質で仕上げるのは、充分にソニーらしいと僕は思うんですけどね。
それでもやっぱりブランドを確立するためにはミッドレンジからハイエンドモデルを中心に売り出していくことに大きなメリットがあることも否めません。ブランドイメージの構築は高級品であるほど容易になり、製品の価値がその金額に追随することがしばしば見られます。ソニーがAppleやSamsungに追いつくためにそういった方針を打ち出すこともある意味で仕方がないことかもしれません。元々ソニーの商品自体に安いイメージはありませんし、ユーザーにとってはそこまで大きな変化ではないのかもしれません。
ソース)CNET
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