Web制作に関わる仕事をやっていて、且つ身内や知り合いに自営業をやっている人間がいると、高確率でWebサイトを作ってくれとお願いされます。

はっきり言ってめちゃくちゃ気が進まないんですよ。。


何が嫌かって?そりゃあ
  • 無料でやってくれると信じて疑わない
  • サーバー選びやホスティングまでやる羽目になる
  • 文章や画像などの素材を提供してくれない
  • 打ち合わせしても「お任せで!」とか言っちゃう
  • 検索でTOPに!みたいな事を平気で言っちゃう
  • 更新まで任されちゃう
  • ホームページを持てば儲かるという幻想を捨ててくれない
からです。

めんどくさいというよりも、どこか真剣さが感じられないことと、Webサイトに異常な期待を寄せている人が多いのが嫌気が指す最大の要因です。後々トラブルになることも無くはないしね。
あと「プロなんだからさ~、ちゃちゃっと作ってよ」とよく言われますが、プロなら余計に自分の仕事の価値を落としめるようなことはしたくないわけで、これを言われる度に馬鹿にされたような感覚に陥ります。

Webサイトを持つこと自体に価値があるという時代はとうの昔に終わりを迎えていて、よほどニッチなキーワードで勝負するわけでも無い限り、どこもかしこもレッドオーシャンです。Webサイトで成功している人たちはレッドオーシャンで生き抜くためにめちゃくちゃ真剣に取り組んでいるわけなんですよね。ちゃんとターゲットを絞って、価値のあるコンテンツを提供して、飽きられないように更新頻度を高めて、最新のWeb技術を取り入れてみたり、ソーシャルマーケティングでファンを拡大したりと、挙げればキリがありません。もっと言えば、コンバージョン率を0.2%保つためにどれだけの工夫が必要なことかを理解して欲しいところです。

出来れば何とか回避したいわけですが、どうしたものか。いろいろ考えて、今後制作をお願いされたら、

  • 制作開始前にすべての素材を用意させる。そして要求仕様を書かせる。
  • 制作後の取り決めをキチンと決めておく

 という手法をとってみようと思います。要求仕様と書くとものものしいですが、どういうサイト構成で、どんなデザインにしたくて、どういった機能が欲しいのかというのをドキュメントとしてまとめてもらう程度のものです。傾向として、無料で頼んでくる人はすべてをお任せしたがる人が多いです。 「デザイン?カッコいい感じにしておいてよ!」「キャッチコピー?本文?うーん、任せた!」「写真は、これ使っといて(雑誌や実物の写真を手渡し)」見たいな感じで。始めは二つ返事で「わかった」といいつつ、そのうち面倒くさくなってきてやめるという効果が期待できます。

あとは、公開後の取り決めを事前にきめておき、基本的には自分で何とかしなくちゃいけないという認識を持ってもらうのも一つの手段です。例えば、更新は1ヶ月に1回程度で、半ページ分だけ。不具合発生時には対応するが、必ずしも即時対応を保証しない。また不具合による損失の補填も行わない。など、簡単な基本契約みたいなものを決めておき、依頼者が考えているよりもカジュアルな話ではないという印象を持たせる作戦です。
それでもやりたいんというのなら、そのときは作るしかありませんが、今までよりかはストレスを感じることが少なくなるんじゃないでしょうか。
角を立てずに断りたいのなら、一度お試しあれ!