ネット上で以下の記事がちょっとした話題になっていて、自分も田舎出身で思うところもあったので、今回は田舎で生きていくということについて書いていきたいと思います。

無職の父と、田舎の未来について。


この記事で筆者が問いかけているのは以下の三点ですが、

  • 向上心があまりなく、身体が丈夫でなく、コミュニケーションが取りにくい人間に、できる仕事はあるか。
  • そういった仕事を、人口100万以上の都市まで車で4時間かかるような、田舎に作ることはできるか。
  • そういった仕事に限らず、都会から田舎に仕事を流すことはできるか。

地域格差の問題ですが、確かに実家に帰省するたびに昔ながらの商店が店じまいしていたり、地元で働いている友人と飲みにいっても不景気な話が多いように思えます。


■ 向上心があまりなく、身体が丈夫でなく、コミュニケーションが取りにくい人間に、できる仕事はあるか。

これが一番難しくて、雇用という形ではおそらくほぼ皆無でしょう。よしんばあったとして、それが一家を支えるだけの収入を期待できるかという問題もあります。土地や資産があればそれを有効活用して何とか不労所得を得る方法もあるかもしれませんが、資産があればそもそもこんな悩みもないわけで…。


■ そういった仕事を、人口100万以上の都市まで車で4時間かかるような、田舎に作ることはできるか。

そもそも1番目が無理くさいのでなんとも言えませんが、仮にあったとしたら田舎じゃないと成立しないんじゃないかとおもいます。そもそも田舎に住むこと自体がそこに先祖伝来の土地があったりとすでに根を張っている場合が圧倒的に多いと思いますが、都会で暮らすよりも生活のコストが圧倒的に安く済むんですよね。1番目の条件をクリアするには、仕事内容も相当にハードルを下げねばならず、生活コストの高い都会で暮らしていくためにはそれ相応の賃金を必要とするわけで…。


■ そういった仕事に限らず、都会から田舎に仕事を流すことはできるか。

これだけネットワークが発達した社会なら、デジタルデータでのやり取りが可能なら都会から田舎へのアウトソースは可能だと思います。ただ、その場合、あらたな技能を修得するための勉強が必要になったり、仕事のハードルを下げてしまうと、その分収入の不安と、長時間の労働がついて回ります。


やっぱり一番目の問題が一番のネックで、実際実家でも似たようなケースに陥いりましたが、近隣に住んでいる親戚の支援を受けたり、地域の寄り合いの知り合いに仕事を斡旋してもらったりなど、田舎ならではのコネクションを利用したり、生活コストを安く抑えられたので、喫緊にまずい状況に陥らなかったりと、田舎だから十把一絡げでマズイということでもないのかと(芳しくないのは間違いないですが)。